祖父

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雲の厚い日。
夕方、厚い雲間から燃えるような太陽が顔を出す。
辺りが真っ赤に染まり、燃えていました。




昨年9月のできごと。
ふと祖父のことを思い出しいつの間にか涙がこぼれていました。
futabaの前で涙を流したのは初めてのこと。
その涙を見つけたfutabaが側にあったティッシュで顔を拭いてくれました。
私がfutabaの涙を拭いてあげるように。
びっくりして、さらに涙が溢れてきたわたし・・。
少しfutabaを驚かせてしまってたかな・・。ごめんね。
でもママは嬉しかったんだよ。
futabaの成長と優しさが凄く凄く嬉しくて温かくて。
たくさんの涙が溢れ出た。ありがとうね。

祖父を思うといつも自然と涙が零れてくる。
何故なのか言葉で説明しにくいのだけれど
注いでくれた沢山の愛情が心に湧き出てきて
温かいもので胸がいっぱいになり涙が出てくる。
だからその涙はマイナスなものではなく
温かいものを感じたときに流れる涙。
涙が零れたあとは必ず心が満たされていて
とても優しい気持ちで落ち着いている。

祖父は以前日記にも書いた祖母の旦那さま。
お洒落でユニークな人。
マンダリンを弾くのが上手で花札がすき。
普段言葉数は少ない方で、たまに面白い冗談を言う。
弱音や愚痴を言わない人、人を恨んだりもしない人、
そんなことしたって何になる。そんな風に生きた私の尊敬する人。
いい人ぶったり、偽善ではなく、そうできるって凄いこと。
そうやって生きてきた証に、祖父は周りから深く愛され尊敬されていました。

本当に心が強い人は自分がどんな状況下でも人に優しくできるのだと
晩年の祖父を通して私は知りました。
私は祖父のように強くない。
だから今でも祖父からもらったたくさんの愛情に救われる。

たくさん注がれた深い愛情はずっと心の中に残るもの。
もう祖父には会えなくても、祖父を思えばいつでも
祖父からもらった温かいものがたくさん心に溢れてくる。

祖父が入院していた時、旦那くんとお見舞いに行ったことがありました。
その時はまだ結婚していなかったので、お付き合いしている相手として紹介した。
私は彼のことを「おじいちゃんみたいに優しくて、強い人だよ。」と説明した。
祖父はとても嬉しそうに微笑んでくれて「ありがとう。」と言ってくれた。
今でもはっきりとその時の顔を覚えている。きっと一生忘れない。
祖父はずっとずっと 私の心の中に 在りき続けています。

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by mituba_tt | 2010-03-17 16:01 | わたしの日々
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